スタッフの紹介

平井渡(ヒライワタル)
ホスピタルホームあいあい横浜
統括センター長

入社の経緯

私は西南学院大学の社会福祉学科を卒業後、約17年間高齢者介護に携わってまいりました。
大学卒業後は一社で、約10年間介護現場の第一線で下積み期間を経験し、その後は管理者として施設マネジメントに尽力して参りました。
マネジメント経験としましては、高齢者施設(グループホーム、小規模多機能ホーム)で6年間施設長として勤務しました。

その中で「他に自分が何か役に立てる、挑戦できるフィールドはないだろうか?」と考えるようになり、その時目に飛び込んできたのが「ホスピタルホームあいあい」でした。
高齢者介護とは全くと言えるほどフィールドは違いますが、ここでは介護・看護・リハビリ等様々なチームが組まれます。

今まで培ってきたマネジメント経験を活かし、そのチームを牽引することができれば、ALS及び神経難病に不安や悩みを抱えるご入居者様・ご家族様が、安心して過ごせる日常のサポートができるのではないかという強い思いをもって入社致しました。

統括センター長の役割

私の役割のまず一つは、ご入居者様がそれぞれの個別性を大切に、安心して過ごせる環境をサポートする「チーム」をマネジメントすることです。
私自身は直接的な介助には携わりませんが、介護・看護・リハビリが総合的にご入居者を支援することが必要不可欠であり、その環境を整えることが私の役割だと思っています。

また、入居相談から入居までの支援、入居後のヒアリングも相談員と同じように私の役割でもあります。ご入居されるご家族様も含め、相談者がどのような悩みや不安を抱えておられ、どのような生活を望まれているか、その望まれている生活をいかに送っていただけるかを総合的に考えていくことも私の役割です。
事業所内だけでは解決しないこともあり、地域や外部業者との橋渡し役にもなりながら、総合的に支援してまいります。

入居者への想い

ご入居者それぞれの「個々のくらし」を大切にする居住空間でありたいと思っています。
ALSや神経難病を患ったことによって、以前よりも自由がきかない環境になられたとしても、個別性を尊重し、それぞれの方が望む生活の実現に少しでも近づけるようなサポートができればと思います。

一方的に何かを提供するのではなく、しっかりとコミュニケーションをとり、納得してもらいながら「個々のくらし」をサポート致します。

中村慈恵(ナカムラヤスエ)
相談支援センターあいあい福岡
センター長

経歴

ホスピタルホームの相談支援員として約4年間、ALS及び神経難病の方の支援業務を担っています。
介護や障害の業務経験を活かし、ご利用者さまのご意向に沿うプラン作成を目指しています。

毎月10件を超えるご相談をいただいており、相談は福岡県内にとどまりません。全国からこれまで500件以上のご相談に対応して参りました。
ご相談の内容や状況によっては、「ホスピタルホームあいあい」の入居には至らないケースもありますが、いただいた相談には1件1件真摯に向き合い、相談者様が望まれる生活に近づける支援ができるよう心掛けております。

あいあいの相談支援の特徴

一番の特徴は、多職種間の連携がとれることです。
居宅の仕事であれば、自身が担当しているご利用者様だけをご訪問し、ほかのスタッフとの接点がなく、いわば『点』で仕事をしていましたが、今は、複数の事業所と連携することでその『点』を結び付け、真っ白なところにプランを作り上げていく仕事です。
この多職種間の連携ができる環境が、一番素晴らしい点だと感じています。

相談業務で大切にしていること

ホスピタルホームのプランは、とても複雑です。介護保険、医療保険、障害福祉サービスがあり、それらを網羅してプランを作らなければいけないので、とても特殊です。

各保険のバランスを考えること、ご本人の意向とサービスを提供する側のバランスを考えて作成します。
こちらの『お仕着せプラン』にならないよう、ご本人への聞き取りとサービスを提供する側の意見も聞きながら最終的な着地点を見つけるようにしています。